Model Builder β

利用規約

第1条　　（本規約の目的）

本規約は、Cellid株式会社（以下「当社」という）の提供するオンラインサービス「Model Builder」（以下「本サービス」という）の利用に関する諸条件について定めるものとします。

第2条　　（用語の定義）

本規約においては、次の用語はそれぞれ次の意味で使用するものとし、別途定義されている場合および文脈上、別異に解すべき場合を除き、本規約のほか、別途当社が定める特約条件およびガイドラインにおいても、適用されるものとします。
(1) 特約条件：当社と契約者が別途合意の上定める、本規約に関する条項の追加、削除、特約等の条件
(2) ガイドライン：本サービスの利用に関して当社が別途定めるルール
(3) 利用契約：本規約に基づき当社と利用者との間に締結される本サービスの提供に関する契約
(4) 申込者：当社に本サービスの提供を申し込む法人、機関等
(5) 契約者：利用契約を当社と締結し、本サービスの提供を受ける法人、機関等
(6) 利用ユーザ：契約者が承認し、本サービスを利用する者
(7) 利用ユーザID：契約者が指定する利用ユーザを識別するために用いられる符号
(8) 動画データ：利用ユーザが本サービスにアップロードする動画のデータ
(9) モデルデータ：動画データの解析によって得られるモデルのデータ
(10) GPU：グラフィックス・プロセシング・ユニット
(11) GPU使用可能時間：「モデルの解析」を実行するために、GPUを使用できる時間の1ヶ月あたりの合計時間数（各プランにおいて基準となるモデル数をもとに算出されている。なお、基準となるモデル数は（別紙B）の前提動画を解析した結果を1モデルとして算出している。）

第3条　　（本規約の適用）

１　本規約は、本サービスの利用に関する条件を契約者と当社との間で定めることを目的とし、契約者と当社の間で締結される利用契約の内容となる。なお、理由の如何を問わず本サービスの名称または内容が変更された場合、当該変更後のサービスの利用契約においても本規約が適用されるものとします。
２　当社は、特約条件やガイドラインを別途定めることがあります。この場合、特約条件およびガイドラインは本規約の一部を構成するものとし、本規約と特約条件およびガイドラインとの間に齟齬が生じた場合、特約条件およびガイドラインが本規約に優先して適用されるものとします。
３　当社は、利用契約の内容に従って本サービスの提供を行い、契約者および利用ユーザは本規約および当社が定める条件にてこれを利用するものとします。
４　本サービスの詳細については、別紙Ａ及びBに記載するもののほか、特約条件およびガイドラインに規定する通りとします。なお、別紙Ａ及びBは、利用契約の一部を構成するものとします。
５　本規約の一部の規定の全部または一部が法令に基づいて無効と判断された場合であっても、当該規定の無効部分以外の部分および本規約のその他の規定は有効とします。本規約の一部が特定の契約者との間で無効とされ、または取り消された場合でも、本規約はその他の契約者との関係では有効とします。

第4条　　（本規約の変更）

１　当社は、契約者の事前の承諾を得ることなく、本規約を随時変更できるものとします。本規約が変更された後のサービスの提供条件は、変更後の新利用規約を適用するものとします。
２　当社は、前項の変更を行う場合は、14日以上の予告期間をおいて、変更後の新利用規約の内容を契約者に通知または本サービス上に表示するものとします。ただし、変更が軽微で契約者に特に不利益にならないと当社が判断した場合は、通知しないものとします。
３　契約者が変更後の規約に同意できないときは、33条の規定にかかわらず、前項の予告期間中に当社に通知することによって、利用契約を解除することができるものとし、契約者および利用ユーザが予告期間経過後に本サービスを利用した場合には、契約者は、本規約の変更に同意したものとみなし、新利用規約の効力が発生するものとします。
４　契約者は、前項に定める効力発生の時点以降、当該内容の不知または不承諾を申し立てることはできず、当社は、本規約の変更により契約者に生じたすべての損害について、当社の故意または過失に起因する場合を除き、責任を負わないものとします。

第5条　　（利用契約の申込み）

１　申込者は、本規約の内容を承諾の上、当社が定める方法により、本サービス利用のための申込みを行うものとします。利用契約は、当社が当社所定の手続によって申込みを承諾したときに成立します。本規約は、利用契約の一部を構成します。
２　当社は、前項の規定にかかわらず、次の場合には、その利用契約の申込みを承諾しない、あるいは承諾を留保することがあります。なお、申し込みの承諾をしない、あるいは承諾を留保する場合において、その理由は開示しません。
(1) 申込者が実在しない場合
(2) 当社所定の利用申込書に虚偽の記載または記入漏れがある場合
(3) 申込者が過去に本規約または当社の他のサービスの規約に違反した者である場合
(4) 申込者が過去に本サービスまたは当社の他サービスの利用契約を解除されたことがある場合
(5) 申込者が過去に本サービスまたは当社の他のサービスの代金支払いを遅延し、または不正に免れようとしたことがある場合
(6) 申込者の債務履行が困難であると当社が判断した場合
(7) 申込者が本規約に違反するおそれがあると当社が判断した場合
(8) 本サービスの利用目的が、評価、解析その他本来の目的と異なるものであると疑われる場合
(9) 申込者またはその代表者、役員において、反社会的勢力等（暴力団、暴力団員、暴力団関係者、その他の反社会的勢力等をいいます）に該当するときまたはそのおそれがある場合
(10) その他当社が不適当と判断する相当の理由がある場合
３　前項に従い、当社が利用契約の申込みを承諾せず、あるいは承諾を留保する場合は、その旨を申込者に通知します。ただし、当社は、承諾をしなかったことあるいは承諾を留保したことによる責任は負いません。

第6条　　（本サービスの内容）

１　契約者が別途指定する本サービス上のフォルダに動画データおよび画像データのアップロードを行い、本サービスを通じて動画データおよび画像データを解析の上、モデルデータの作成、画像の位置整理、保存、表示、ダウンロードを行うことができます。
２　当社は、別紙Ａおよびガイドライン記載の内容を満たすよう、商業的に合理的な努力をもって本サービスを提供します。
３　本サービスは、契約者に事前の通知なく随時アップデート等が行われます。
４　当社は本サービスを通じて作成されたモデルデータの正確性を保証するものではありません。
５　別紙Ａおよびガイドライン記載のサービス内容は、本サービスに関する当社の努力目標を定めたものであり、契約者が内容に満足しない場合でも、当社は損害賠償その他いかなる責任も負わないものとします。
６　当社は、契約者がモデルデータを用いて行うことについて何らの責任を負いません。

第7条　　（契約期間）

１　利用契約の契約期間は、本サービスの利用開始月（利用開始の申込みに対して当社が承諾した日の属する月をいいます）の第1日から6ヶ月間とします。ただし、トライアル・プランに限っては3カ月間とします。
２　利用契約の契約満了日の１カ月前までに、契約者から当社に対して、当社の指定する方法で解約の申込みがなかった場合には、利用契約の契約満了日の翌日を契約更新日として、同一の内容・条件にて利用契約が更新されるものとし、以降も同様とします。ただし、トライアル・プランに限っては更新されないものとします。

第8条　　（サービスの範囲）

当社は、当社指定の条件下で、契約者が管理する端末機器（スマートフォン、携帯電話、パソコン等を指し、以下「端末機器」といいます）から電気通信回線を経由して当社の指定サーバーに接続することにより、本サービスを利用することのできる環境を提供します。なお、本サービスの正常な動作環境を保証するものではありません。

第9条　　（利用制限）

１　本サービスは、契約者自身の業務での利用を目的として提供されるものであり、当該目的以外での使用（第三者に対し有償と無償の別にかかわらず、第三者に対してサービス等を提供すること等）をすることはできません。
２　契約者および利用ユーザによる本サービスの利用は端末機器から当社指定のURLへ接続することにより行われるものとし、端末機器用のアプリケーションを除き、本サービスを構成するソフトウェア自体をダウンロードしたり、コピーしたりする等の方法により本サービスを構成するソフトウェアを入手することはできません。

第10条　　（本サービスの変更）

当社は、本サービスの機能追加、改善を目的として、当社の裁量により本サービスの一部の追加変更を行うことがあります。ただし、当該追加・変更によって、変更前の本サービスのすべての機能・性能が維持されることを保証するものではありません。

第11条　　（利用ユーザIDおよびパスワード）

１　契約者は、本サービスを利用するにあたって、利用ユーザIDおよびパスワードを入力する必要があります。
２　利用ユーザIDおよびパスワードは、当社が契約者に対して設定した利用ユーザIDの上限数内で、契約者が発行し、利用ユーザに対して付与するものとします。
３　契約者は、別途特約条件において、当社と契約者とで取り交わしを行なっている場合を除き、利用ユーザIDを、契約者の役員または従業員（契約者の業務実施地域内で契約者の職務に従事するものを含みます。）に対してのみ使用させることができるものとし、その他の第三者に対して使用させることはできません。
４　契約者は、自らの管理責任により、利用ユーザIDおよびパスワードを不正使用されないよう厳格に管理するものとします。
５　契約者は、いかなる場合も、ユーザIDを第三者に開示、貸与、譲渡、名義変更、質入、売買等その他形態を問わず処分することはできません。
６　当社は、当社の故意または重大な過失に起因する場合を除き、利用ユーザIDおよびパスワードの管理不充分、使用上の過誤、または第三者による不正利用によって契約者に生じた損害について責任を負いません。当社は、利用ユーザIDとパスワードの認証を行った後に行われた本サービスの利用行為については、すべて契約者に帰属するものとみなすことができるものとし、その結果、当社に損害が生じた場合、契約者は当該損害を賠償するものとします。
７　契約者は、利用ユーザIDおよびパスワードを紛失した場合、第三者に漏えいした場合またはそのおそれがある場合は、速やかに当社に連絡し、当社の指示に従うものとします。

第12条　　（利用ユーザIDの追加・削除）

１　契約者は、その時点で利用している利用プランに定められた利用ユーザIDの上限数を増やしたい場合には、別途当社にユーザIDの追加を申請することができます。
２　前項の申請があり、当社が承認した場合、当社は契約者に対して利用ユーザIDの上限数を引き上げます。なお、利用プランの金額と引き上げられているユーザID数に3,000円/IDを乗じた金額の合計をその月の利用料金とします。

第13条　　（GPU使用可能時間）

１　契約者は別紙Ｂの料金表に定めた利用プランの「GPU使用可能時間」において、「モデルの解析」および「画像位置整理の解析」の実行を開始できます。
２　任意の「モデルの解析」および「画像位置整理の解析」が終了した時点において、契約期間における実際の解析時間の合計時間数が契約期間に亘って提供されている「GPU使用可能時間」の合計時間数を超過した場合、当該超過分の時間に（別紙B）記載の超過時間単価を乗じた金額を加えた合計を別途、請求します。
３　契約期間における解析時間の合計時間数が契約期間に亘って提供されている「GPU使用可能時間」の合計時間数を超過しましたら、新規「モデルの解析」および「画像位置整理の解析」は開始できなくなりますが、契約者が新規「モデルの解析」もしくは「画像位置整理の解析」を行いたい場合は、当社が指定する方法で申し込みを行い、別途当社が定める料金において、当該契約期間の「GPU使用可能時間」の合計時間数を増やすことができます。なお、契約者は「GPU使用可能時間」の合計時間数を増やしたい日の7日前までに申し込みを行う必要があります。
４　今後、当社のアルゴリズム等の改善により、「モデルの解析」および「画像位置整理の解析」時の解析速度が向上した場合には、各プランにおいて基準となるモデル数に変更はありませんが、当該解析速度の向上に合わせて、提供されるGPU使用可能時間が短縮される可能性があります。また、第2項における超過分の時間単価および、第3項における増やすことのできる「GPU使用可能時間」の時間単価は、当該解析速度の向上に合わせて増加する可能性があります。

第14条　　（管理責任者）

１　契約者は、本サービス利用に関して管理責任者を定め、その氏名及び連絡先（電話番号・メールアドレス）を当社に書面で届け出るものとし、当社への連絡等は、当該管理責任者を通じて行うものとします。
２　契約者は、管理責任者に変更が生じた場合には、当社に対し、速やかに通知するものとします。
３　契約者は、管理責任者をして、利用規約の遵守を管理監督させるものとし、管理責任者の意思表示、通知、その他一切の行為について、契約者としての責任を負います。

第15条　　（接続環境等）

１　本サービスの提供を受けるために必要な端末機器、電気通信回線その他の通信環境等は、契約者の費用と責任において準備し維持するものとします。また、その端末機器、通信環境等の設置や操作についても、契約者の費用と責任で行うものとし、当社は、本サービスがあらゆる機器等に適合することを保証するものではなく、機器等の準備、設置、操作に関し、一切関与せず、契約者および利用ユーザに対するサポートも行いません（当社が推奨しているWebブラウザはGoogle Chromeです。）。
２　前項に関する不備や障害等により、本サービスを利用できない事態となっても、当社の故意または重大な過失に起因する場合を除き、当社は一切責任を負わないものとします。

第16条　　（データ管理）

１　契約者は、動画データについて、必要な情報は自己の責任で保全しておくものとします。
２　契約者は、動画データおよびモデルデータを削除することが可能です。削除された動画データおよびモデルデータの復元に関し、当社は一切の責任は負わないものとします。
３　当社は、障害、誤操作等による滅失からの復旧を目的として、動画データを保存するための機能を当社の定める内容にて提供する場合があります。ただし、すべての動画データが当該機能によって保存、復元されることを保証するものではありません。なお、当該機能によって復元をする場合は、当社が有償で対応します。

第17条　　（個人情報の管理）

１　当社は、動画データに個人情報（『個人情報の保護に関する法律』（平成 15 年法律第 57 号。その後の改正を含みます）に定める個人情報を指すものとします）が含まれていた場合等、当社が契約者から個人情報を取得した場合、本サービス提供及びそれに付随する事項の目的以外で利用しないものとし、個人情報の保護に関する法律および当社個人情報保護方針に基づいて、紛失・破壊・改竄・漏洩等の危険から保護するための合理的な安全保護措置を講じ、厳重に管理するものとします。
２　当社は、契約者に同意を得ずに（画面上それらを明示し、契約者が拒絶する機会を設けることを含みます）、第三者に個人情報を開示、提供しないものとします。ただし、以下のいずれかの場合は、その限りではありません。
(1) 法令に基づく開示請求があった場合
(2) 契約者、本サービスに関与する者、または公衆の生命、健康、財産等の重大な利益を保護するために必要な場合
３　当社は、本サービスの提供のため必要がなくなった個人情報に関して、一切のコピーを残すことなく、当社責任のもとで速やかに破棄するものとします。
４　本条に定める事項以外で、個人情報に係る事項は別途当社個人情報保護方針にて定めるとおりとします。
５　本条の規定は、利用契約が終了した後も有効に存続するものとします。

第18条　　（当社による情報の管理・利用）

１　当社は、本サービスの改良、サービスの維持管理等を目的とする統計調査のため、契約者の本サービスの利用状況、画面・項目の利用頻度等の統計数値を利用し、あるいは統計調査に必要な限度でこれらの情報を解析し、二次加工して活用するものとし、契約者はかかる統計調査、二次加工活用を行うことに同意します。
２　当社は、動画データに関し、善良な管理者による注意をもって機密保持とその管理に努めるものとします。ただし、当社は、契約者が本サービスを利用中か利用終了後かを問わず、個人を特定できる情報を開示しないことを条件に、動画データを本サービスの運営、本サービスの改良または販売促進活動に利用できるものとし、契約者はかかる利用に同意します。
３　契約者は、当社が、裁判所、その他の法的な権限のある官公庁の命令等により本サービスに関する情報の開示ないし提出を求められた場合は、かかる命令等に従って情報の開示ないし提出をすることがあることを承諾し、かかる開示ないし提出に対して異議を述べないものとします。

第19条　　（本サービスの利用料金、算定方法等）

１　本サービスの利用料金、算定方法等は、別途特約条件において、当社と契約者とで取り交わしを行なっている場合を除き、別紙Ｂの料金表の月額利用料金算定方に定める通りとします。
２　当社は本サービスの利用料金をいつでも改定できるものとします。この場合、当社は契約者に対し、14日以上の予告期間をおいて、改定後の新利用料金の内容を契約者に通知するものとします。
３　契約者が改定後の利用料金に同意できないときは、第32条の規定にかかわらず、前項の予告期間中に当社に通知することによって、利用契約を解除することができるものとします。契約者および利用ユーザが予告期間経過後に本サービスを利用した場合には、契約者は、本サービスの利用料金の改定に同意したものとみなし、新利用料金が適用されるものとします。

第20条　　（利用料金の支払方法）

１　契約者は、利用契約が成立した月の第1日から起算して利用契約の終了日までの期間について、本サービスの利用料金およびこれにかかる消費税等（以下「利用料金等」といいます）を一括で支払うものとします。
２　利用契約の契約期間において、本サービスの提供の休止、中止その他の事由により本サービスを利用することができない状態が生じたときであっても、契約者は、契約期間中の利用料金等を支払うものとします。
３　契約者は、利用料金等を当社からの請求書に従い当社が指定する期日までに当社指定の金融機関に支払うものとします。なお、支払いに必要な振込手数料その他の費用は、契約者の負担とします。
４　前項の支払い期日までに利用料金等の支払いが確認できない場合、当社は、契約者の利用を停止等することができるものとし、それによって契約者に損害が発生したとしても、当社は一切責任を負わないものとします。

第21条　　（遅延損害金）

契約者が、本サービスの利用料金等を所定の支払期日が過ぎてもなお支払わない場合、契約者は、所定の支払期日の翌日から支払日の前日までの日数に年14.6％の利率で計算した金額を遅延損害金として支払うものとします。

第22条　　（委託）

当社は本サービスの提供に関する業務の全部もしくは一部を契約者の承諾なしに、第三者に委託することができます。ただし、その場合、当社は責任をもって委託先を管理するものとします。

第23条　　（禁止行為）

１　契約者および利用ユーザは、本サービスを利用するにあたり、以下の行為を行わないものとします。
(1) 本規約、特約条件またはガイドラインに違反する行為
(2) 本規約、特約条件またはガイドラインにて明示的に許可されている以外の目的または方法で本サービスを利用する行為
(3) 法令に違反する行為またはそのおそれがある行為
(4) 犯罪行為に関連する行為または公序良俗に反する行為
(5) 他の契約者の利用を妨害する行為またはそのおそれがある行為
(6) 本サービスを構成するハードウェアまたはソフトウェアへの不正アクセス行為、クラッキング行為その他設備等に支障を与える等の行為
(7) 本サービスの提供を妨害する行為またはそのおそれがある行為
(8) 本サービスを構成するソフトウェアの解析、リバースエンジニアリングその他ソースコードを入手しようとする行為
(9) 他人の利用ユーザIDを使用する行為またはその入手を試みる行為
(10) 他の契約者のデータを閲覧、変更、改竄する行為またはそのおそれがある行為
(11) 当社、他の契約者または第三者の知的財産権、肖像権、プライバシーの権利、名誉、その他の権利または利益を侵害する行為
(12) 前各号に定める行為を助長する行為
(13) 前各号に該当するおそれがあると当社が判断する行為
(14) その他、当社が不適切と判断する行為
２　契約者は、自己、自己が管理する利用ユーザが前項の禁止事項を行ったことにより当社または第三者に損害を及ぼした場合には、その損害を賠償する責任を負うものとします。

第24条　　（知的財産権）

１　本サービスを構成する有形・無形の構成物（ソフトウェアプログラム、データベース、アイコン、画像、文章、マニュアル等の関連ドキュメント等を含みます）に関する著作権等の知的財産権、その他の権利を含む一切の権利（以下「知的財産権等」という。）は、当社または当社に許諾した第三者に帰属します。
２　本規約に基づく本サービスの利用の許諾は、本サービスに関する当社または当該権利を有する第三者の権利の使用許諾を意味するものではありません。

第25条　　（データの知的財産権等）

本サービスを利用し、契約者が本サービスを通じて動画データを改変、加工または解析した結果のモデルデータは契約者に知的財産権等があるものとする。ただし、契約者は、第三者が、本サービスを利用してモデルデータを作成することおよび当該モデルデータ利用することに異議または提供の停止を求めるものはできないものとします。

第26条　　（侵害の場合の責任）

本サービスの利用に関して、第三者から契約者に対してクレーム、その他の請求が発生した場合、契約者はただちに当社に書面で通知するものとし、当社は、その責任と負担においてかかるクレーム等を処理するものとします。ただし、かかるクレーム等の発生が契約者自身の責めに帰すべき事由に基づく場合、および契約者が当社にクレーム等の発生を速やかに通知しない等の事由により当社が適切な防御を行う機会を逸することになった場合は、この限りではありません。

第27条　　（自己責任の原則）

１　契約者は、本サービスの利用および本サービス内における一切の行為（情報の登録、閲覧、削除、送信等）およびその結果について、一切の責任を負います。
２　契約者は、本サービスの利用に伴い、自己の責めに帰すべき事由で第三者に対して損害を与えた場合、または第三者からクレーム等の請求がなされた場合、自己の責任と費用をもって処理、解決するものとし、当社は、当社の故意または重過失に起因する場合を除き、一切関与しないものとします。
３　契約者は、契約者がその故意または過失により当社に損害を与えた場合、当社に対して、当該損害（弁護士費用を含むがこれに限られません）の賠償を行うものとします。

第28条　　（保証の制限）

１　当社は、本サービスを構成するソフトウェアにバグ等の瑕疵のないことや、本サービスが契約者の特定の利用目的に合致することを保証するものではありません。また、当社は、端末機器において他のソフトウェア等が使用ないし併用された場合の、本サービスの正常な動作を保証するものではありません。
２　本サービスに重要な瑕疵が認められた場合における当社の責任は、商業的に合理的な範囲内において、本サービスの修正ないし瑕疵の除去の努力をすることに限られるものとします。
３　本条は、本サービスに関する唯一の保証について述べたものです。

第29条　　（免責および損害賠償の制限）

１　当社は、本規約の各条項に従って制限された限度においてのみ、本サービスについての責任を負うものとします。当社は、本規約に定める場合を除いて、本サービスの提供に係る一切の責任を負いません。
２　当社は、当社の責めに帰すべき事由によって本サービスに関して契約者に損害が生じた場合であっても、その賠償責任は、利用者が当社に対して支払った過去6ヶ月分の利用料金を上限とします。
３　当社が責任を負う場合であっても、契約者の事業機会の損失、逸失利益、データ滅失・損壊によって生じた損害については、契約責任、不法行為責任その他請求の原因を問わず、いかなる賠償責任も負いません。

第30条　　（反社会的勢力等の排除）

契約者は、暴力団、暴力団員、暴力団関係者、その他の反社会的勢力（以下「反社会的勢力等」といいます）に該当しないこと、かつ将来にわたっても該当しないこと、および、自らまたは第三者を利用して、暴力的な要求行為、法的な責任を超えた不当な要求行為、取引に関して脅迫的な言動をし、または暴力を用いる行為、風説を流布し、偽計を用いまたは威力を用いて当社の信用を毀損しまたは当社の業務を妨害する行為、その他これらに準ずる行為を行わないことを確約します。

第31条　　（本サービスの休止）

１　当社は、以下の各号のいずれかに該当する場合、または該当するおそれがあると当社が判断した場合、契約者に事前に通知することなく、本サービスの一部または全部を一定期間休止できるものとします。
(1) 本サービスの点検、修理等の保守作業を行う必要がある場合
(2) 火災・停電・戦争・天災地変等の非常事態の場合
(3) サーバー、ソフトウェア、通信回線、その他の設備の故障、障害の発生またはその他の理由により本サービスの提供ができなくなった場合
(4) 第三者からの不正アクセス、コンピュータウイルスの感染等による場合
(5) 電気通信事業者が電気通信サービスの提供を中止することにより本サービスの提供が困難になった場合
(6) 法令またはこれに基づく措置により本サービスの提供ができなくなった場合
(7) その他、当社が本サービスの休止を必要と判断した場合
２　当社は、保守作業を行う場合には、事前に契約者に対してその旨を通知するものとします。ただし、緊急の場合には、事前の通知をすることなく本サービスを休止し、事後速やかに契約者に通知するものとします。
３　前２項に基づき、本サービスが休止されている期間中も、契約者は利用料金等の支払義務を負うものとします。
４　当社は、本条に基づいてなされた本サービスの休止によって契約者に生じた不利益、損害について責任を負いません。

第32条　　（本サービスの廃止）

１　当社は、本サービスの一部または全部を何時でも廃止できる権利を有します。
２　本サービスの一部または全部を廃止する場合、当社は、廃止する３ヶ月以上前に当該サービスの契約者に対して通知を行います。
３　当社が予期し得ない事由または法令・規則の制定・改廃、天災等のやむ得ない事由で、サービスを廃止する場合において３ヶ月以上前の通知が不能な場合であっても、当社は可能な限り速やかに契約者に対して通知を行います。
４　本条に定める手続に従って通知がなされたときは、当社は本サービスの廃止の結果について何ら責任を負いません。

第33条　　（契約者が行う解除）

１　契約者は、第7条第1項に定める期間は、利用契約を解除することができません。
２　契約者は、第7条第2項によって延長された利用契約の期間内に、契約者の都合により利用契約を解除しようとする場合は、解除しようとする前月の最終日までに、当社の指定する方法により、その旨を当社に通知するものとします。

第34条　　（当社が行う解除）

１　当社は、契約者が次の各号のいずれかに該当すると判断した場合、契約者への催告を要することなく利用契約の全部若しくは一部を解除することができるものとします。なお、利用契約の全部若しくは一部を解除する場合において、その理由は開示しない。
(1) 当社の事業に支障を与える行為を行った場合
(2) 重要な財産に対する差押、仮差押、仮処分、租税滞納処分、その他公権力の処分を受け、または破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始もしくは特別清算開始の申立てが行われた場合
(3) 解散もしくは事業の全部を譲渡し、またはその決議がなされた場合
(4) 自ら振り出しもしくは引き受けた手形または小切手が不渡りとなる等支払停止状態に至った場合
(5) 監督官庁から営業停止、または営業免許もしくは営業登録の取消しの処分を受けた場合
(6) 第5条第2項各号に掲げる事由の一つがある場合
(7) 信頼関係が失われた場合
２　当社は、契約者が利用契約等に違反し、または契約者の責めに帰すべき事由によって本サービスの提供を継続し難い重大な事由が発生し（以下「違反等」といいます）、当該違反等について、書面による催告をしたにもかかわらず14日以内にこれを是正しないときは、利用契約の全部若しくは一部を解除することができるものとします。
３　当社は、前２項に定める措置に加えて、別途契約者に対して損害賠償請求できるものとします。
４　当社は、第１項および第２項に定める措置を受けた契約者に対し、将来にわたって当社が提供するサービスの利用を禁止できるものとします。
５　当社は、第１項および第２項に定める措置により生じる損害について、責任を負わないものとします。

第35条　　（契約終了後の処理）

１　契約者は、理由の如何を問わず利用契約が終了した場合、ただちに本サービスの利用を終了し、以後、本サービスを利用することはできません。
２　当社は、理由の如何を問わず利用契約が終了した場合、本サービスに格納された一切のデータを契約終了日から14日以内に消去するものとします。ただし、当社は、消去する義務を負うものではありません。
３　当社は、本条に基づいてデータを消去したことによって契約者に生じた損害を賠償する義務を負わないものとします。
４　前各項にかかわらず、契約者が契約終了日から14日前までに当社に通知した場合は、本サービス内に格納されたデータを有償で提供します。この場合、提供の下記の条件について協議の上決定します。
(1) データ形式
(2) 提供方法
(3) 料金および支払条件

第36条　　（通知）

１　本サービスに関する通知その他本規約に定める当社から契約者に対する通知は、電子メールによる方法その他当社の定める方法によって行うものとします。通知は、当社からの発信によってその効力が生ずるものとします。
２　前項による当社からの通知を、契約者が確認しなかったことにより不利益を被ったとしても、当社の故意または過失に起因する場合を除き、当社は一切責任を負わないものとします。
３　契約者による電子メール等の誤入力や変更、および何らかの不具合が原因で当社が電子メールを送信できない場合、または契約者側の不具合および受信拒否設定等により、契約者に電子メール等が届かなかった場合でも、当社の故意または過失に起因する場合を除き、当社は一切責任を負わないものとします。

第37条　　（権利義務譲渡の禁止）

１　当社は、本サービスにかかる事業を第三者に譲渡する場合には、当該事業譲渡に伴い、契約者の利用契約上の地位、利用契約に基づく権利義務および、契約者登録情報その他の情報を当該事業譲渡の譲受人に譲渡することができるものとし、契約者は、かかる譲渡につき本条において予め同意したものとします。なお、本条に定める事業譲渡には、通常の事業譲渡のみならず、会社分割その他事業が移転するあらゆる場合を含むものとします。
２　契約者は、当社の事前の書面による同意なくして、利用契約上の地位を第三者に承継させ、または利用契約に基づく権利義務の全部または一部を第三者に譲渡、承継、貸与させ、または担保に供してはならないものとします。

第38条　　（不可抗力）

当社は、天災、法令・規則の制定・改廃、感染症の流行、その他の不可抗力によって本サービスの履行が妨げられた場合には、利用契約その他の一切の規定にかかわらず、かかる不可抗力によって契約者に生じた損害について一切の責任を負担しません。

第39条　　（協議）

本規約の解釈について両当事者間に異議、疑義が生じた場合、または本規約に定めのない事項が生じた場合、誠実に協議し、円満にその解決を図るものとします。

第40条　　（準拠法および裁判管轄）

利用契約に関する事項については、日本法を準拠法とし、利用契約の履行および解釈に関し紛争が生じたときは、その内容に応じて、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

2022年8月10日制定
2024年5月31日改訂

別紙A

項目	内容
サービス名	Model Builder
サービス形態	Webサービス
サービス内容	以下7つを本サービスの対象とする ① 利用ユーザIDとパスワードの提供（1つのIDを使用できるユーザ数は1人までとする） ② Webサービスへの動画・画像のアップロード ③ Webサービス上での動画の選択および解析の実行によるモデルデータの作成 ④ Webサービス上でのモデルデータと画像データの選択および解析の実行による当該モデルデータ上での画像の位置整理 ⑤ 作成したモデルデータと画像データの保存 ⑥ モデルデータと当該モデルデータ上での画像データの閲覧 ⑦ モデルデータのダウンロード
データ保存期間	契約期間終了まで

別紙B

プラン名	ID数	基準となる単眼カメラのモデル数	基準となる360度カメラのモデル数	ひと月あたりのGPU使用可能時間	金額（月額）	超過時間単価	支払日
トライアル	-	80個	46個	160時間	70,000円	3,000円	利用開始翌月末一括払い
ベーシック	30ID	40個	23個	80時間	230,000円	3,000円
プロフェッショナル	100ID	80個	46個	160時間	500,000円	3,000円

※各プランにおいて基準となるモデル数が決められており、それは下記前提の動画を解析した結果を1モデルとして算出しています。また、「GPU使用可能時間」は、各プランにおいて基準となるモデル数分の解析ができる時間として、下記算出方法により決められています。今後、アルゴリズム等の改善により、解析速度が向上した場合には、各プランにおいて基準となるモデル数は変わりませんが、提供されるGPU使用可能時間が短縮される可能性があります。

＜単眼カメラの動画の前提＞
動画の長さ：300秒
FPS：30
解像度：1920×1440

＜360度カメラの動画の前提＞
動画の長さ：120秒
FPS：24
解像度：5720×2880

＜算出方法＞
上記前提の動画を解析するために、GPUを単眼カメラの場合は2時間、360度カメラの場合は3.5時間使用します。（撮影された環境に依存するため、前後する場合があります。）
各プランにおける基準となるモデル数に、単眼カメラの場合は2時間/個を、360度カメラの場合は3.5時間/個を乗じた数字が各プランのGPU使用可能時間となります。
例）トライアル・プランの場合
基準となる単眼カメラのモデル数：80個
モデル数80個×2時間/個=GPU160時間